大量に受信したメールの大半が迷惑メールで、1つ1つをいちいち削除している際など、「なんでこのようなメールを送信してくるのかしら・・・」と疑問に感じた経験がある筈です。送信してくる迷惑メールの目的が何らかの商品の宣伝や広告であればまだ分かりやすいものですが、迷惑メールの中には目的が予想できない意味不明のメールも混ざっています。
けれど、そんな目的の分からないメールも、じっくりチェックしてみるとどこかにリンクURLが見つかる筈で、そこをクリックしてしまうと読み手はどこかに誘導され、何かしらの宣伝内容を読まされる・・・という業者の狙いが隠されています。
宣伝以外にも「出会い系サイト」や「アダルト系サイト」に誘導されたりしますが、そうした危険なサイトはただの宣伝範囲を超えた、詐欺まがいの迷惑メールである可能性が強いものです。昔の手法だとダイレクトメール(DM)が郵送で配達され、ポストを満杯にされるという事態に陥ることもありましたが、最近は電子メールが普及した影響で配達されるDMの量は激減しています。
DMと比較するまでもなく、電子メールはコスト面削減に抜群の効果がありますし、利用しやすさでも飛び抜けていますから。迷惑メールを大量に送信し、ほんの僅かな人数でもその宣伝にお客さんがつけば、このシステム上利益は充分に得られます。
チェーンメールの目的は基本的に嫌がらせで、お金は第一の狙いではありません。迷惑メールの中でのメール爆弾タイプの目的は嫌がらせだったり復讐だったり、あるいは愉快犯的に騒ぎを起こしたいことだったりします。
以上のように、迷惑メールと一口で言っても、目的は複数に分類されますし複合的に目的が重複することもありますし、中々全貌は見えにくいのが特長です。インターネット世界の高い利便性は享受しながら、その便利さゆえに悪用される恐れがあることも覚悟し、日常的に自己防衛できる知識や情報を収集し、対策を施していかなければなりません。