Outlook Express(OE)は現在一番ユーザー数が多いそうなので、OEをもとにメールフィルターの説明をしたいと思います。メールフィルター機能を利用すると、疑わしいメールを受信した際、通常の正常メールと区別する為に、怪しいメールは「迷惑メールフォルダ」に移動する作業が自動的に行われます。
フィルタリングとは、すなわちこの振り分け作業のことを意味する専門用語です。この機能を利用するとユーザーにとってメールチェック作業が非常に楽になって便利なことは確かですが、その一方本来なら正常とされるメールが時折迷惑メールフォルダに間違って振り分けられてしまうこともありますから、実際には信頼性は100%とは言えません。
OEだと予めこのメールフィルターが有効だと設定されてあり、自動的に振り分け作業が行われますが、初期設定ではフィルタリングに関して「低」判定基準になっています。要するに、このレベルだと「誰が見ても明らかに迷惑メールだ」と判定可能な分かりやすい迷惑メールをフィルタリングしてくれます。では仮にこの判定基準の設定レベルを上げてみることにしましょう。
すると判定が厳しくなる反面、先述したように「問題のないメールも迷惑メールフォルダに振り分けられ、見逃してしまう困った実態」に陥る確率も高くなります。これはどういうことかと申しますと、せっかく自動振り分けして貰っても、結局は正常なメールが紛れ込んでいる恐れがある為、迷惑メールフォルダを肉眼でのチェックなしにバッサリ全体削除するには不安が伴うということです。フィルター機能は2種類に分類されます。
・ルール型フィルター
迷惑メールの判定基準をユーザーが決定し、そのルールに従ってメールが振り分けられるタイプになります。
・学習型フィルター
迷惑メールの過去の傾向を分析し、その分析結果を判定基準にして振り分けていくタイプになります。
最もユーザー数の多いOEに搭載されているのはルール型フィルター機能ですが、最近は迷惑メールのあり方も巧妙に進化していますので、現状では少々使いにくくなっています。